インタビュー記事(建築工房惠 代表取締役 田中 健一)
建築工房惠
(建築士事務所)
代表取締役 田中 健一
ホームページアドレス http://www.kenchikukoubou-megumi.com
基本的には、自然素材をふんだんに使った家づくりをしてますが、ただ単純に自然素材を何でも使えばいいというのではなく、自然素材の木であったり、珪藻土的なものであったり他の物とうまく組み合わせます。
どうしても家作りというのはその設計をする人の個性とかが出た方が良い部分もあるのですが、逆に私はそういうところは必要最低限にして、後はお客様が自由に飾り付けして、スタイル的にはナチュラルにするのか、モダンにするのか、お客様自身で組合せがしやすい家を作りたいなと思っています。
今回の作品について
杉の板張りをメインに使って板は横に貼り、色合い的には落ち着いた感じの色です。
白い塗り壁を玄関とか部分的に使ってアクセント的に見せています。
玄関
玄関はご主人のこだわりもありますが、今回玄関というスタイルではなく玄関の入り口を開けますとすぐ土間というスタイルで、そのスペースがリビングと玄関の兼用です。
ひとつの空間である程度の用途を満たせるようにな形にして欲しいと。
ある意味空間として引き戸で仕切っていますが、部屋の仕切りとしては完全な仕切りではなくて透けて奥行きが見えることで、奥行き感が少しでも出るようにしました。
仕切りで目線が止まってしまうという事が軽減されるという意味ではすごく効果があります。
キッチン
木とか塗り壁を使っていて、自然素材の中に無機質的なものを単独でポンと何かひとつ置くことで、結構それがインパクトがあります。
素材的には相対する部分がありますが、逆に言うとその素材の特徴がどちらも出ている材料です。あまり使いすぎるとうるさくなる部分もありますが、そこにそういうのが入ってくると逆に目を引く所になっているのではと思います。
食器収納スペース
奥さまが陶芸とか陶器関係がお好きという事で食器関係は結構多かったので、それを見合うだけの収納スペースは取りました。
結構見えるキッチンですけどスッキリと隠せる部分がありますから使い方的にもスッキリできるようになるのではないかと思います。
その他の部屋
お母さまの洋裁の道具であったり、生地であったり道具関係が置けるスペースになってます。
洗面
他の部屋のようにトーンを落として落ち着いた感じの洗面所になってますが、その中に白い輸入物の洗面ボールを使う事によってアクセント的に見せています。
階段はわざと見せるものというインテリア的な感覚で今回はやってます。
2階
2階は基本的にお子様の部屋が3つ並んでいますが、そちらの入り口は1階の土間とダイニングとの仕切りと同じで、昔の木製建具を使ってます。通常2階に上がると手すりをしっかりとしたものを作ってしまいますが、逆に建具が隠れてしまいますので今回はわざとガラスを使う事によって奥行き感を出してます。
廊下とか子供部屋だけでなく吹き抜けの延長で何か奥にあるような雰囲気を出す意味で今回はそういう部分にもこだわっています。
田中さんのこれからの家づくりは
私の場合は、みんなに目を魅かれるような家というよりも、まず前提はそこに作られるお客様が満足されているかどうか?
そういうためにはどういった家づくり、それは設計でもそうですし、色々な意味でもそうですがそういった家づくりをトータル的にやっていきたいです。
結局は、お客様が満足して頂けなければ意味がないので。




































